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輸出に必要な対策

試験管

まずは分析を

近年では、世界的に有害な化学物質の規制が厳しくなってきています。比較的近年まで化学物質への規制は緩やかなものであり、それによって産業や経済が発展してきたという側面も否定できません。ですが、普及が進んだ昨今では、環境や人体への悪影響がわかってきており、使用を規制し将来の環境を守り人体への影響を最小限にすることが求められています。そうした観点から規制を要望したものがROHS指令です。ROHS指令はEUから出された指令であり、二回にわたって出されています。ROHS指令では二回の指令で合計10物質の化学物質に対して規制することを求めており、それらの物質が規制量を超えていた場合はEUへの輸出を禁ずるという措置をとっています。厳密にはEUへの輸出のみが制限される形になるのですが、世界的に化学物質への注目が高まっている昨今では世界的な影響があり、スタンダードとなっています。二回目の指令で追加された物質がフタル酸エステル類です。フタル酸エステル類はプラスチック製品などによく含まれており、発ガン性があることや生殖毒性があることがわかっています。従来のプラスチック製品には多くのフタル酸エステル類が含まれているため、ROHS指令に沿うためにはまず分析をしなければなりません。フタル酸エステル類の分析は特殊な機器が必要なため、専門的な機関に依頼する必要があります。まずは費用や内容を精査して、どこに依頼するか考える必要があります。